佐野勇斗、久々共演の葵わかなに感謝「幼なじみみたい」
佐野勇斗が31日、都内で行われた映画『青夏 きみに恋した30日』(8月1日公開)の前日祭舞台あいさつに出席し、ダブル主演を務めた葵わかなと感謝の言葉を送り合った。この日は共演者の古畑星夏、岐洲匠、久間田琳加、水石亜飛夢、秋田汐梨、志村玲於、監督の古澤健も来場した。
本作は、夏休みを田舎で過ごすことになった都会育ちの女子高校生・理緒(葵)と、地元の高校生・吟蔵(佐野)が繰り広げるラブストーリー。公開を翌日に控えたこの日、前日祭と題した上映会が実施され、鮮やかで涼しげな浴衣をまとった出演者たちが登場した。
佐野は「みなさんに作品を観ていただけるのをすごく緊張しながらも、楽しみな気持ちでいっぱいです。面白かったらたくさん呟いて、一人ひとりが宣伝隊長のつもりでお願いします」と会場に呼びかけた。葵も公開を控えて緊張しているとのことで「その気持ちをみなさんと共有できたらと思っています」と感無量の様子。
クランクインからプロモーション活動まで共に頑張ってきた2人。共演は本作が2度目となる。佐野は「葵さんと出会って4年以上経ちますが、役者仲間というよりは幼なじみみたいな感じの印象。葵さんには助けられることが多くて。理緒が葵さんで良かった」と思いを伝えた。
一方の葵も、佐野との共演には安心感があり、感謝の思いが強かったという。「私はしっかりしているね、大人っぽいねと言われることが多くて。間違いではないかなとは思うんですけど、私のできないことが佐野くんにはできるんです。助けられました」。
そんな葵について古澤監督は「撮影前半の花火大会の場面で、いい芝居も出たし、オッケーかなと思っていたところ、わかなから『もう一回やりましょう』と。そう言ってくれて、妥協なく最後までやり遂げることができました」と称賛。共演者の古畑は「現場を一番盛り上げてくれたのは佐野くんなんです。撮影はハードだったと思うけれど、みんな頑張ろうと言ってくれました」と振り返った。(取材・文:壬生智裕)
映画『青夏 きみに恋した30日』は8月1日より公開