『スター・ウォーズ』エピソード9にレイア姫再び!公式発表
3部作の完結編にあたる映画『スター・ウォーズ/エピソード9(仮題)』に、故キャリー・フィッシャーさん演じるレイア・オーガナが登場することが明らかになった。現地時間27日、ルーカスフィルムが発表した。
キャリーさんは『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(エピソード8)の撮影を終えた、2016年12月27日に60歳で急逝。もともと彼女の役は、エピソード9でより大きなものになると伝えられていた。そのためルーカスフィルムの社長がエピソード9にはキャリーさんは登場しないと明言したこともあったが、監督がコリン・トレヴォロウからJ・J・エイブラムスに変更になったことなどもあって状況が変わったのかもしれない。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(エピソード7)に続き『エピソード9(仮題)』のメガホンを取るエイブラムス監督は「わたしたちはキャリー・フィッシャーさんをとても愛していました。彼女なしでこのスカイウォーカーのサーガを本当に満足いく形で締めくくることなど、考えられませんでした」と声明を発表。レイア役に新たな女優をキャスティングしたり、CGのキャラクターを使ったりは絶対にしないといい、「キャリーさんの娘のビリーさんのサポートと祝福を得て『フォースの覚醒』で撮影した未使用の映像を使用することで、わたしたちはキャリーさんの功績とレイアをたたえる方法を見つけました」と続けている。
デイジー・リドリー、アダム・ドライヴァー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、ルピタ・ニョンゴ、ドーナル・グリーソン、ケリー・マリー・トラン、ヨーナス・スオタモ、ビリー・ロードらが再演することに加え、ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミル、C-3PO役のアンソニー・ダニエルズ、ランド・カルリシアン役のビリー・ディー・ウィリアムズらベテラン勢も集結。新キャストにはナオミ・アッキー、リチャード・E・グラント、ケリー・ラッセルが決まった。
撮影はロンドンのパインウッド・スタジオで今年8月1日から始まる。『スター・ウォーズ/エピソード9(仮題)』は2019年12月に全米公開。(編集部・市川遥)