「ロード・オブ・ザ・リング」前日譚ドラマ化、スター・トレック脚本家が参加!
米Amazonが製作を進めているJ・R・R・トールキンのファンタジー長編小説「指輪物語」テレビドラマ化の脚本に、映画『スター・トレック』第4弾(S・J・クラークソン監督)の脚本を担当するパトリック・マッケイとジョン・D・ ペインが就任したことが、現地時間28日、テレビ批評家協会(TCA)のプレスツアーで発表された。
高校時代に知り合ったというパトリックとジョンは、米パラマウント・ピクチャーズが製作し、クリス・ヘムズワースらが出演する『スター・トレック』シリーズ第4弾の脚本を担当。その他、ドウェイン・ジョンソン主演でディズニーランドの人気アトラクション「ジャングルクルーズ」を映画化する作品にも携わっていると報じられている。
脚本に就任した二人は、これから本格的に製作されるドラマについて以下のようにコメントを発表し、喜びをあらわにしている。「J・R・R・トールキンが生み出した壮大な世界は威厳や愛情、知恵や複雑さであふれています。我々はAmazonとパートナーを組み、新たな物語を作り出すことにとてもワクワクしています。大いなる責任と注意を払ってホビット庄シャイアを出発する主人公フロドのように、これは新たな冒険の始まりなのです」
ドラマは2年以内に製作開始を目指しており、The Hollywood Reporter は製作費として10億ドル(約1,100億円、1ドル110円計算)を投入し、全5シーズンを完成させるとも報じている。ストーリーは明らかになっていないが、3部作として映画化もされたピーター・ジャクソン監督の『ロード・オブ・ザ・リング』では第1部にあたる、「旅の仲間」の前日譚が描かれるという。(編集部・倉本拓弥)