桃太郎、現代に転生!鳥越裕貴が主人公役で舞台&映画化「桃源郷ラビリンス」
日本のおとぎ話の一つである「桃太郎」を題材にした、小説・舞台・実写映画のメディアミックスプロジェクトが始動した。物語のタイトルは「桃源郷ラビリンス」。舞台と映画では、主人公で桃太郎の転生者・吉備桃太郎を、ミュージカル「刀剣乱舞」などへの出演で知られる鳥越裕貴が演じる。
このプロジェクトは、岡山出身・在住の作家・岡山ヒロミが「桃太郎が現代に転生したら」というアイデアから、「桃源郷ラビリンス」という本を執筆したことから始まる。8月7日に発売された小説を皮切りに、岡山県協力のもと2019年春に舞台化、さらに2019年秋には映画が上映される。舞台の演出・脚本は菅野臣太朗が、実写映画の監督・映像はヨリコ ジュンが務める。
物語の主人公は、カフェ「桃源郷」の店主で桃太郎の生まれ変わりである吉備桃太郎。持ち前の面倒見の良さとトラブル引き寄せ体質のせいか、桃太郎のもとには日々、さまざまな事情を抱えた客が訪れる。桃太郎のコンプレックスは、ベタすぎるその名前。“名前で苦労した仲間”で今は海外勤務中の幼なじみ・大和尊とは、遠距離で友情を温めている。とある縁で、桃太郎になついてしまった犬養津与志もスタッフに加わり、「桃源郷」は繁盛していたが、ある日、店に不審な人物が現れる。
ほか、実写映画・舞台に出演するキャストは後日発表されるとのこと。(編集部・小山美咲)