『ミッション:インポッシブル』ベンジーはイーサン思い!サイモン・ペッグが語る
映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のサイモン・ペッグが来日時に取材に応じ、トム・クルーズ演じるイーサンへの思いや、今後のベンジーに何を期待しているのかを明かした。(終盤の展開に触れているのでぜひ鑑賞後にお読みください)
【動画】ベンジーもいつかはイーサンになれる?サイモン・ペッグ単独インタビュー
サイモン演じるベンジーは、スパイ組織IMFのオフィスで働くITエンジニアとしてシリーズ第3弾『M:i:III』に初登場し、第4弾『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』から現場に出るエージェントに昇格。おっちょこちょいなところは変わらないものの、回を重ねるごとにスキルを身に付けてイーサンとの関係も深め、今やチームに欠かせない存在になっている。
第6弾となる本作は複数のプルトニウムが敵の手に渡ってしまうところから始まり、チームは難易度が高すぎる核爆発阻止のミッションに挑むことに。イーサンと離れ離れになり、さらには連絡すら取れなくなって決断を迫られたとき、ベンジーはあることを言い張ることになる。
サイモンはそのシーンについて「イーサンにできるだけ多くの時間をあげたかったんだ」とベンジーの思いを力強く代弁する。何よりもイーサンのことを考える頼れるベンジーだが、その後のわちゃわちゃしたやり取りも気に入っているといい、「僕が面白いと思ったのは、あんな最高に緊張感が高まっている恐ろしい瞬間でも、時間の価値についての人間の感情が描かれているということなんだ。この重大な局面で話題を変えるなんて、とてもベンジーらしいよね」と笑った。
今後のベンジーに期待していることについては「『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』を観ていない人にネタバレしないようにしよう。ベンジーが生き残れるかわからないからね!」とちゃめっ気を見せたサイモン。
「もし奇跡が起きて彼が何とか生き残れたとしたら……戦いを最後までやってほしいな。これまでのところ、彼はいつもイルサ(レベッカ・ファーガソン)に助けられているから」とぽつり。「彼女は素晴らしいキャラクターだから、それは全然ひどいことではないけどね」と前置きしつつも、「でも僕はいつの日か、ベンジーが(敵に)最後の一撃を食らわせるところ見たい。彼はとても有能なチームメンバーだから、もうちょっとチャレンジしているところを見たいんだ。もっとアクションを。どうなるかわからないけど、待ってみよう(笑)」と第7弾に期待していた。(編集部・市川遥)
映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は公開中