世直しデンゼルが帰ってきた!『イコライザー2』本編映像が公開
名優デンゼル・ワシントンが初めて続編に挑んだ新作映画『イコライザー2』から、アクションシーンを収めた本編映像が公開された。
デンゼルが本作で演じるのは、規則正しい穏やかな暮らしの傍らで、世の中の不平等を正す元CIAエージェント、ロバート・マッコール。常に紳士的で、誰からも慕われるマッコールだが、人々に理不尽をもたらす悪人には容赦なく鉄槌を下す。
公開された映像は、マッコールの鮮やかな手並みを映し出したアクションシーンの一部。異国の電車内で変装したマッコールが狙うのは、母親から娘を奪った暴力的な夫。彼に従う屈強な男たちをマッコールは、食堂車内にあるティーポットや敵の手にした武器を駆使して、文字通り“瞬殺”してしまう。
マッコールの周囲がスローモーションになるビジョンは、前作に引き続きメガホンを取ったアントワーン・フークア監督が命名した“イコライザー・ビジョン”。フークア監督は「彼の心臓の鼓動が遅くなり、瞳孔が拡大することでより多くの光が入ってきて、視覚がさらにシャープになる」と語っている。
バーカウンターでお湯を注文し、ナプキンに包んだティーバッグで紅茶を入れる。前作のファンにとってはなじみ深い、マッコールならではの“ルーティン”にも注目だ。
前作はホームセンターで働いていたマッコールだが、今回はタクシー運転手に転職。仕事を通じて彼が出会う人々との人間ドラマにも期待したい。メリッサ・レオ、ビル・プルマンなど前作の俳優陣に加え、新たに『キングスマン:ゴールデン・サークル』などのペドロ・パスカル、『ムーンライト』で少年時代の主人公を演じたアッシュトン・サンダースなどが出演している。(編集部・入倉功一)
映画『イコライザー2』は10月5日より全国公開