アシュリー・シンプソン&エヴァン・ロス夫妻、新リアリティー番組を語る
2014年に結婚した女優兼歌手アシュリー・シンプソンと男優兼歌手エヴァン・ロスが、彼らの家庭生活を描いたリアリティー番組「アシュリー+エヴァン(原題) / Ashlee + Evan」について、9月5日(現地時間)、ニューヨークのAOL開催イベントで語った。
【作品写真】エヴァンが出演した『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』
本作は、伝説の歌手ダイアナ・ロスを母親に持ち、歌手として活躍しながら、映画『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』などにも出演したエヴァンと、ジェシカ・シンプソンを姉に持ち、歌手兼女優として活動するアシュリーの日々の家庭生活、共同の音楽制作、子育てなどを、彼らの家族と共に追ったリアリティー番組。
エヴァンは同番組が生まれたきっかけを、二人のアルバムの制作過程を撮影したらクールだと思ったと語る。「僕らの(音楽の)インスピレーションはどこから生まれてくるのか? 僕らの愛は一体どんなものなのか? などを描いたら、(視聴者にとって)より興味深い番組になると思ったんだ。実際に、それらが今回のアルバムには表現されているよ」。続けてアシュリーも「インスピレーションは、わたしたちの人生に起きていることから生まれるの。わたしは、(前夫との間に生まれた子供を含め)約10年間の子育てで、しばらくエンターテインメント業界から離れていたわ。そんなわたしが復帰して、夫のエヴァンとプロジェクト(アルバム制作)を企画したの。視聴者には、今作を通してわたしたちの普段の生活に入り込んでもらうことになると思うわ」と説明した。
リアリティー番組の撮影に関して、家族の反応はどうなのだろうか。「もちろん、僕らは家族の誰にも何かを強要して、やってもらうようなことはしなかったし、家族の誰もがとてもよくサポートしてくれたよ。僕らが行っていることは、僕ら自身であり、愛であるから、決してゴシップ的なものではない。家族も信頼してくれているんだ」とエヴァン。アシュリーも「家族が今作に参加してくれることが、わたしたちを愛してくれている証明だと思っているわ」と感謝した。
同番組では、エピソードごとに1曲の新曲が発表され、それらがアルバム「I Do」に収録される。「楽曲の多くは僕らの関係を語っているけれど、心の底から誰かを愛すること、無償に愛し続けることなど、いろいろな人に向けているんだ。つまり、愛のメッセージがアルバムには込められているんだよ」と自信をのぞかせたエヴァン。彼らが親しくなったのは、エヴァンがアルバムを制作していた際、友人を連れてそのスタジオを訪れたアシュリーが、さまざまなアイデアを提案し歌い始めたことを受け、「一緒に歌ってみないか」と誘ったことなのだそう。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)