グレン・クローズ主演の心理サスペンス『天才作家の妻 -40年目の真実-』公開決定
アカデミー賞6度ノミネートの名女優グレン・クローズが主演を務め、アメリカで4館の小規模公開ながら大ヒットを記録した映画『ザ・ワイフ(原題)/ The Wife』が、『天才作家の妻 -40年目の真実-』の邦題で2019年1月26日より公開されることが決定。併せて特報が公開となった。
本作でクローズが演じるのは、世界的な作家ジョゼフ(ジョナサン・プライス)を支えてきた“完璧な”妻ジョーン。特報は、ジョゼフがノーベル賞受賞を伝える電話を取る場面からスタート。夫婦で受賞を喜ぶも、次の場面ではジョーンが、記者ナサニエル(クリスチャン・スレイター)から「書いているのはあなたでは?」と疑惑の目を向けられる。
夫婦が隠してきた秘密とは何なのか? 誰の目にも理想的なおしどり夫婦に見えていた2人の関係が、夫のノーベル文学賞受賞を機に揺らいでいくさまが描かれる。監督は、『デイブレイク(英題)/ Daybreak』がベルリン国際映画祭で高い評価を付受けたスウェーデン人監督ビョルン・ルンゲ。
クローズは『ガープの世界』『再会の時』『ナチュラル』で助演女優賞に、『危険な情事』『危険な関係』『アルバート・ノッブス』で主演女優賞にノミネート。本作でのアカデミー賞ノミネート、受賞の可能性が注視されている。
アメリカでは今年8月17日に公開され、4館という小規模公開ながらスクリーンアベレージは2.7万ドル(約300万円)を記録。次週よりワシントンDC、シカゴ、サンフランシスコ、フェニックスなど公開規模を拡大し、9月28日にはイギリスで公開予定。(編集部・石井百合子)
『天才作家の妻 -40年目の真実-』は2019年1月26日より新宿ピカデリー他全国公開