北川景子、田中圭にビンタをお見舞い!『スマホを落としただけなのに』予告編
11月2日公開の映画『スマホを落としただけなのに』から、主演の北川景子が彼氏役の田中圭にビンタをお見舞いするシーンなどを収めた予告編が公開された。
志駕晃の同名小説を実写化する本作は、恋人の富田(田中)がスマートフォンを紛失したことで、主人公・麻美(北川)の周りで起こる不可解な出来事を描くSNSミステリー。公開された予告編には、スマホを失くしたことで、二人の幸せな時間が崩壊していくさまが映し出されている。
なかでも目を引くのは、「俺の話を信じないくせに自分の話を信じろって言うの」と怒りをぶつける富田に、麻美が強烈なビンタをお見舞いする場面。スマホの紛失によって、SNSの成りすまし、知られたくないプライベートの露呈など、人間関係がこじれていく様子がスピーディーに描かれている。
あわせて、本作の主題歌をロックバンドのポルカドットスティングレイが担当することが発表された。主題歌「ヒミツ」は、脚本を読み込んだ同バンドが本作の世界観を追及して書き下ろした楽曲。公開された予告編では、そのメロディーの一部を聞くことができる。
メガホンを取ったのは『リング』などの中田秀夫監督。キャストには、北川、田中のほか、千葉雄大、成田凌、原田泰造ら豪華な面々が集結した。(編集部・吉田唯)
<コメント全文>
■北川景子(稲葉麻美役)
秘密を抱えながら葛藤して生きる主人公・麻美の心と、映画のスリリングな世界観とマッチした素敵な楽曲でした。
アレンジが凝っていて、同じギターリフを繰り返されるところ、サビの部分を全体に裏声でいくところが今っぽくて好きです。スピード感がありスリルを煽るメロディで、歌詞も映画をかなり意識して作ってくださったのかなと思いました。とても嬉しいです。ありがとうございます。
■平野隆プロデューサー
『スマホを落としただけなのに』は、SNSミステリーという全く新しいジャンルの作品です。この作品の主題歌に相応しい、新しい音楽が無いかと探していた時、ポルカドットスティングレイのMVを目にしました。革新的で攻撃的な歌詞とサウンド、ボーカル・雫さんの凛としつつ、ミステリアスな雰囲気に一気に引き込まれました。そして、主題歌をお願いするのは、このバンドしかいないと確信しました。今回出来上がった楽曲は、SNSの逃げ場の無い砂漠に迷い込み追い詰められて行く主人公の心情を、ビビッドに表現しています。映画の大ヒットの起爆剤となってくれる、そう信じています
■ポルカドットスティングレイ 雫(Vocal/Guitar)
主題歌を担当させていただけて大変光栄です。この楽曲は、主人公の麻美が顔も名前も知らない殺人鬼にじわじわ追い詰められていく様子を描いたものです。麻美を追い詰める得体の知れない恐怖や焦りを、歌詞でもメロディでもサウンドでも余すことなく表現できたのではないかなと思います。映画を見てから聴くと「あれのことか!」と気付く細かい表現もいくつも入っていますので、ぜひ映画館で、映画のエンドロールにて聴いてみてくださいね