映画館に行くと幸福度がアップ!?調査結果が発表
映画の配給や舞台の興行を手がける松竹株式会社が設立した「映画のある生活ラボ」が、映画館で作品を観ている人は観ていない人よりも「幸福度が高い」という結果を発表した。
同調査では、全国の15歳から69歳まで2,230名を対象に、2018年6月8日から11日までインターネットでアンケート調査を実施。映画館での映画鑑賞の回数と、日々の生活の満足感や健康状態について回答を求めた。
アンケートでは、「日々の生活に満足している」「日々の生活に充実感を感じている」「健康に自信がある」「人生に生きがいを感じている」「未来に希望を感じている」の5項目が設けられ、映画館で映画を年間に5回以上観ている人のうち、「非常にあてはまる」「ややあてはまる」と回答した人はまったく観ない人に比べて10パーセント高い結果となった。また、数値の上昇幅が大きくなるのは、年間での鑑賞回数が0回から1回、4回から5回の間だったという。
「映画のある生活ラボ」は、今後も映画館での映画鑑賞が日々の生活にどのような影響を及ぼしているかについて、3か月に1回を目安に映画にまつわる調査をレポート形式で発信していく予定だという。今回の発表は、第1回目のレポートとして発信されたもの。(編集部・梅山富美子)