沢尻エリカ、ツナグ女・小泉今日子に付いていきたい!
映画『食べる女』の公開記念舞台挨拶が22日に都内で行われ、小泉今日子、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香ら女優陣と、生野慈朗監督、原作者の筒井ともみが登壇した。
【画像】今日子・エリカ・敦子・アリス・シャーロット・京香が共演!
本作は、食と性をテーマに、孤独を抱えながらも幸せ模索する8人の女たちの姿を通して、現代に生きる女性たちの今を切り取る人間ドラマ。主要キャストが同作のイベントに全員でそろうのは、この日が初めての機会となり、豪華女子トークを繰り広げた。
企画の段階から、本作のヒロイン役にイメージされていたという小泉は「筒井さんのお書きになる物語は、女の人を肯定していながらもぬるくないんです。とがって突き抜けているというか、そういうモデルはあまり作られにくいと思うので、この映画に出るのは、ある種のチャレンジと受け止められた」と出演を決めた心境を説明。
それだけに思い入れも強く、今も映画を観返すたびに「もっと上手に演じられれば」と思っている事を明かした小泉は、「次も、女同士たくさんで筒井さんと一緒に何かできるように、存在していたいと思っています」と再タッグへの意欲を見せた。
この日は、映画のタイトルにちなみ、登壇者が自分を「〇〇な女」と発表する一幕も。自身を“ツナグ女”と表現した小泉は、芸能界におけるキャリアを振り返り「たくさんの恩師や先輩たちに会いました。そういう方々から教えていただいた事を、次の世代につないでいかないといけない世代なのだろうという意味で、ツナグ女としました」と説明。その言葉に、MCから感想を求められた沢尻は「本当にもう、付いていきたいです!」と笑顔。「姉さんについていって、人としてもそうだし役者としても大先輩なので、勉強できる所はいっぱいしていきたいと思います」と目を輝かせた。
また、自分は“猫といる女”だという前田は、「最近、一番何をしているかと考えたら、猫といる時間が一番長くて」と説明。母親も猫好きで、14匹も飼っていたといい「一番下の子がすごく良くしゃべるんですよ。何かを言いたそうに訴えかけてくるので、それに受け答えするのが好きです」と親バカぶりもチラリ。本作にも出演する勝地涼と結婚し、妊娠を発表したばかりでもあり、「幸せと思う瞬間」を問われると「大好きな、大切な人と美味しいものを食べるのが一番ですかね」と笑顔を見せていた。(取材・文:中村好伸)
映画『食べる女』は公開中