X-MENシリーズは全てケヴィン・ファイギが監修へ!ディズニー会長認める
ウォルト・ディズニー・カンパニーの会長兼CEOであるボブ・アイガーが、フォックス買収により獲得する『X-MEN』シリーズの今後は、全てマーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギが監修することになると The Hollywood Reporter に明言した。
ディズニーのフォックス買収によって可能になることの一つが、X-MENのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)入り。ファンが長らく期待してきたことだが、アイガーもMCUを作り上げたファイギに『X-MEN』シリーズを任せるつもりだといい、「そうすることだけが、理にかなっていると思います。フォックスの人たちと話し合うことなのであまり話せませんが、彼らもそれはわかっていると思います。マーベルにとって、一人の存在によって指揮されることだけが理にかなっています。“二つのマーベル”が存在すべきではないのです」と必然的にX-MENはMCUに組み込まれ、全てをファイギが監修することになるとコメント。
そうなるとR指定の過激なヒーロー、デッドプールもアベンジャーズ入りを果たす可能性があるということだろうか? アイガーは「ケヴィン(・ファイギ)にはたくさんのアイデアがあります。それ(デッドプールのアベンジャーズ加入)が、その中に含まれていると示唆しているのではないですが」と言葉を濁した。アイガーはフォックス買収が明らかになった昨年12月、『X-MEN』のスピンオフである『デッドプール』シリーズは、R指定路線のまま続けていくつもりだと語っていた。
ディズニーは2009年のマーベル買収後、パラマウントが保有していたマーベル映画の権利も買い取りMCUを強化。2015年には『スパイダーマン』シリーズの権利を持つソニー・ピクチャーズと提携し、スパイダーマンのMCUも実現させている。(編集部・市川遥)