芦田愛菜『ファンタビ』造形美術監督から“魔法の杖”贈られ感激
女優の芦田愛菜が2日、都内で行われた「最新作公開記念『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』応援上映&スペシャルイベントwithピエール・ボハナ」に、造形美術監督のピエール・ボハナと登壇。映画の世界に直接触れた芦田は、時折言葉を失うほど大興奮していた。
『ハリー・ポッター』シリーズの原作者J・K・ローリングが脚本を務めた本作は、魔法動物学者のニュート(エディ・レッドメイン)と仲間たちが巻き起こす騒動を描いたファンタジー。ピエールは『ハリー・ポッター』『ファンタスティック・ビースト』シリーズ全ての作品で小道具を手掛けており、芦田は最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のオフィシャルアンバサダーを務めている。
大歓声を受けて現れたピエールは、「この仕事に携われてラッキーです。加えて、皆さんに熱狂的に迎えられて本当に幸せです」とあいさつ。芦田は『ハリー・ポッター』シリーズの舞台となったイギリスらしさがある、グリーンを基調とした衣装で登場し、「スリザリンっぽいですよね」とはにかむと、ピエールは「僕もお気に入りの寮だよ」と笑っていた、
会場には、最新作に登場するニュートのトランクをはじめ、魔法の杖の数々、『ハリー・ポッター』シリーズの中から“賢者の石”など、多くのアイテムが用意された。芦田は「こんなに近くに寄っていいものなのか……」と戸惑いながらも「触ってもいいですか?」と断りを入れ賢者の石を手にすると、「軽くもなく、重いわけでもなくて……」と率直に語って観客の笑いを誘い、「でも重く感じます。わたしには」と感激した。
さらにピエールから、自身をイメージして作成した世界に一つだけの“魔法の杖”をプレゼントされると大興奮。「自分専用の杖なんて……!」と驚くも、「なんて言葉にしていいかわからないです。宝物にします」と誓うと、正しい持ち方も教えてもらい、笑顔でフォトセッションに応じた。
この日は観客からの質問に答えるコーナーもあり、「一番大変だった仕事」を尋ねられたピエールは、「小道具を作ることは旅をしているようで楽しい」としつつも、「敢えて挙げるなら、ウィーズリー一家がやっている店にはたくさんの商品が入っているから、あれは数でやられましたね」と裏話も明かしてファンを喜ばせていた。(取材:錦怜那)
映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は11月23日より3D/4D/IMAX(R)同時公開