『ジュマンジ』ケヴィン・ハート主演コメディーが首位デビュー!
全米ボックスオフィス考
先週末(9月28日~9月30日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ケヴィン・ハート主演コメディー映画『ナイト・スクール(原題) / Night School』が興行収入2,725万7,615ドル(約30億円)で首位デビューを果たした。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)
『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』などのケヴィンが主演を務めた同作は、高卒資格獲得のため、夜間学校に通うことになった主人公の姿を描いたコメディー。スパイク・リー監督のいとこであるマルコム・D・リー監督がメガホンを取り、手堅いオープニング興収を上げている。
2位には、雪男を主人公にしたワーナー・ブラザースのアニメーション映画『スモールフット』が興収2,304万5,635ドル(約25億円)で初登場。声優を務めたのは、チャニング・テイタム、ゼンデイヤ、ジェームズ・コーデン、コモンら豪華キャストだ。連続殺人鬼が遊園地の“ホラーナイト”に紛れ込んでいたことから起こる恐怖を活写した『ヘル・フェスト(原題) / Hell Fest』は興収513万963ドル(約6億円)で6位デビューだった。
このほか特筆すべき点は、公開4週目となる『死霊館のシスター』の世界興収が3億2,921万1,923ドル(約362億円)に達し、これまでに5作製作されている『死霊館』シリーズ最大のヒット作となったこと。また、主要キャストをアジア系でそろえた『クレイジー・リッチ!』(公開7週目)の累計興収は1億6,563万4,563ドル(約182億円)に。サンドラ・ブロック&ライアン・レイノルズ共演の『あなたは私の婿になる』(2009)を抜いて、歴代ロマコメ映画興収ランキングで6位になるなど躍進を続けている。
今週末は、スパイダーマンのスピンオフ映画『ヴェノム』や、レディー・ガガが主演を務めた『アリー/スター誕生』などが公開される。(編集部・市川遥)
9月28日~9月30日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『ナイト・スクール(原題) / Night School』
2(初)『スモールフット』
3(1)『ルイスと不思議の時計』
4(2)『ア・シンプル・フェイバー(原題) / A Simple Favor』
5(3)『死霊館のシスター』
6(初)『ヘル・フェスト(原題) / Hell Fest』
7(5)『クレイジー・リッチ!』
8(4)『ザ・プレデター』
9(6)『ホワイト・ボーイ・リック(原題) / White Boy Rick』
10(7)『ペパーミント(原題) / Peppermint』