竹内涼真のブレイク、阿部寛ら3年前から確信
俳優の竹内涼真が7日、都内で行われた10月14日スタートの日曜劇場「下町ロケット」(TBS系、毎週日曜午後9時~)完成披露特別試写会&舞台あいさつに、阿部寛、安田顕らとともに登壇。前作から3年の間に大ブレイクした竹内について、阿部や安田は口を揃え、現在の成功は確信していたと語っていた。イベントには、尾上菊之助、真矢ミキ、古舘伊知郎、立川談春も登壇した。
【写真】阿部寛、竹内涼真、安田顕ら「下町ロケット」完成披露に豪華キャスト集結
本作は、池井戸潤の小説をドラマ化し、好評を博した感動作の新シリーズ。小説第3弾「下町ロケット ゴースト」、第4弾「下町ロケット ヤタガラス」を原作に、下町の工場「佃製作所」の社長・佃航平(阿部)と社員たちが、新たな試練に見舞われ、大きな転換期を迎えるさまを追う。
前作から、「佃製作所」技術開発部の若手技術者・立花洋介として熱演を見せていた竹内は、新シリーズでも会社の命運がかかったプロジェクトを任される役回りに。阿部は「前作には若手が多数出演していましたが、(竹内は)目の奥に光るものが違った。とにかく集中力があり、絶対伸びてくると思った」と竹内のブレイクを予想していたことを明かすと、安田も「僕も3年前から、いくと思っていた」、立川も「僕のような(芝居では)素人でもいくんだろうなと思っていた」と追随。
安田はまた竹内の人気を裏付けるエピソードも披露。竹内がいる場所ではギャラリーから大歓声が上がるため、彼がどこにいるのかすぐに分かるという。
当の本人は、3年前より共演者とのコミュニケーションがうまくとれるようになったことを変化として挙げ「日曜劇場の撮影はすごく大変で、眠れない日々もあります。でもこうして出来上がった作品を観ると、監督を初めとしたスタッフや、阿部さんらキャストたちを信じて撮影してきて、良かったなと思います」としみじみ語っていた。
人気シリーズの続編ということで大きな期待がかかるが、阿部は「3年間溜めていたものを思い切りぶつけたい」と意気込み、「確実に3年前よりパワーアップしています。やり切ります」と力強く宣言していた。(磯部正和)
日曜劇場「下町ロケット」はTBS系で10月14日放送スタート(毎週日曜午後9時~・初回25分拡大スペシャル)