『ジョーカー』エキストラが地下鉄で放尿し出す事態に…休憩を拒否され
バットマンの宿敵ジョーカーを描くDC映画『ジョーカー(原題) / Joker』の撮影現場で、エキストラたちが3時間以上も地下鉄に閉じ込められる事態が発生したとTMZ.comが報じた。
複数の関係者の話によると、撮影は先週末にブルックリンの地下鉄の駅で行われ、車両に乗り込んでいたエキストラたちは2時間たっても休憩を取らせてもらえなかったとのこと。尿意を我慢できなくなってきた人々は車両のドアをたたいて出してくれるように頼んだものの聞き入れられず、車両の隙間から線路に放尿せざるを得なかったという。
エキストラの一人は映画俳優組合(SAG)に労働基準法違反を訴え、SAGは状況の改善のためにスタッフをすぐさま撮影現場へ送ったとVarietyも伝えている。米ワーナー・ブラザースは状況を確認中だとTMZ.comにコメントした。
『ジョーカー(原題)』は、社会に軽視された男がどのようにして犯罪界の道化王子ジョーカーになったのかをリアルに描く作品。ジョーカーを演じているのは演技派ホアキン・フェニックスで、名優ロバート・デ・ニーロが脇を固める。2019年10月4日全米公開。(編集部・市川遥)