「リーサル・ウェポン」シーズン3にエピソード追加 降板発表のマータフ俳優も出演
FOXがテレビドラマ「リーサル・ウェポン」に追加で2エピソードをオーダーし、第3シーズンを15エピソードで製作することになったとDeadlineが報じた。
同ドラマは、マーティン・リッグス役のクレイン・クロフォードが撮影現場での態度の悪さから第2シーズンで解雇されたことで話題に。第3シーズンからは映画『アメリカン・パイ』シリーズでスティフラーを演じたショーン・ウィリアム・スコットを迎え、順調な新シーズンをスタートさせたばかり。しかし、10月初めにロジャー・マータフ刑事を演じているデイモン・ウェイアンズが、番組を降板することを Electronic Urban Report のインタビューで電撃発表。これにはファンのみならず、プロデューサーも製作会社も初耳で驚いたという。
降板理由については、「糖尿病を患っている58歳の身に一日16時間労働のテレビシリーズはきつすぎる」とのこと。番組側はデイモンのスケジュールを調整し、糖尿病食を用意するなどの対応で今回発表された追加の2エピソードの出演契約を無事に結ぶことができたそう。また、プロデューサーたちとの話し合いにより、第4シーズンが決まった場合、検討しなくはないというスタンスまで事態は改善しているらしい。
新パートナーのショーンと組んだとたんの降板発表に、当初は二人の仲の悪さが疑われたが、二人の相性は非常に良いらしく、あくまでもデイモンの体調とスケジュールの問題だと報じられている。(澤田理沙)