稲垣吾郎主演『半世界』予告編公開 長谷川博己、渋川清彦との友情模様
稲垣吾郎の主演映画『半世界』(2019年2月公開)の予告編が公開された。本作は、『北のカナリアたち』『エルネスト』などの阪本順治監督がオリジナル脚本を手掛け、稲垣、長谷川博己、渋川清彦が演じる39歳の同級生3人の友情を軸に、人生半ばに差し掛かった葛藤、家族や友人との絆、そして新たな希望を描き出す物語。
地方都市を舞台にした本作で、稲垣が演じるのは炭焼き職人の紘(こう)。故郷に帰還する紘のかつての同級生・瑛介役に朝ドラ「まんぷく」が放送中、2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」を控える長谷川博己、紘と瑛介の同級生・光彦役に連続ドラマ「ルームロンダリング」(TBS系)が11月4日より放送スタートする渋川清彦。紘の妻・初乃に『きらきら眼鏡』(上映中)、『十年 Ten Years Japan』(11月3日公開)など映画公開が続く池脇千鶴がふんする。
60秒の予告編は、紘が木を伐り、炭を焼き、売る山の生活からスタート。そんなある日、同級生の瑛介が帰郷し、光彦を交え久々に再会した3人の和やかな様子が映し出される。やがて、紘の息子・明が何やら問題を抱えていること、男に殴りかかる瑛介の姿などもあり、人生半ばに差し掛かったならではの男たちの事情が浮き彫りになっていく。
ラストでは「負けない事、投げ出さない事~」と登場人物たちが歌う大事MANブラザーズオーケストラのヒット曲「それが大事」が挿入されており、稲垣、長谷川、渋川の息の合ったアンサンブルを期待させる。
本作は2月14日に三重県でクランクインし、3月15日にクランクアップ。25日より開催中の「第31回東京国際映画祭」コンペティション部門に出品されている。(編集部・石井百合子)