稲垣吾郎に大歓声!東京国際映画祭レッドカーペットわかす
第31回東京国際映画祭
25日、第31回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品されている映画『半世界』(2019年2月公開)に出演している稲垣吾郎がレッドカーペットイベントに出席、集まった観客からひときわ大きな声援を浴び、会場を盛り上げた。
『半世界』は阪本順治監督が脚本も担当したオリジナルのヒューマンドラマ。山の中で炭焼き職人として生きる39歳の紘(稲垣)が、旧友との再会をきっかけに自身を見つめ直す姿が描かれている。
阪本監督、共演者の長谷川博己、池脇千鶴、渋川清彦とともにレッドカーペットを歩いた稲垣。世界各国から集まったメディア関係者によるサウンドバイツに応じたほか、サインを書くなど映画ファンとの交流を楽しんだ。稲垣が観客のいる方を向いたり、近づいたりする度に黄色い歓声が上がる一幕もあった。
レッドカーペット後のインタビューで阪本監督は「まずは稲垣くんと仕事をするという前提で、どういう着想にするかを考えました。直感で山の男、土臭い男が新鮮で似合うはずだと思いました」と本作の稲垣の役柄について紹介。「小さな町の話だけれど、奥行きの深いものをとりたい。どういう時代にこの映画を作ろうかということで臨みました」と明かした。
また、稲垣は「これから自分が生きていくうえでのヒントをもらった作品です。これまでこういう役柄(山の男)を演じたことはなかったので、作品を観る方も新鮮だと思ってくださるのではないでしょうか」とコメントしていた。(編集部・海江田宗)
第31回東京国際映画祭は11月3日まで開催中