ヒュー・ジャックマンが失脚した伝説の政治家に!『フロントランナー』来年2月1日公開
『グレイテスト・ショーマン』のヒュー・ジャックマンが政治家ゲイリー・ハートにふんする新作映画が『フロントランナー』の邦題で来年2月1日より日本で公開されることが決定し、併せて30秒の予告編が公開された。『マイレージ、マイライフ』『ヤング≒アダルト』などのジェイソン・ライトマン監督がメガホンをとり、1988年の米国大統領選挙でジョン・F・ケネディの再来として最有力候補とされていたハートが、一つの報道によりあっけなく失脚するさまを描く。
【予告編】大統領候補が一つの報道で失脚…『フロントランナー』
政治記者マット・バイの著書「All the Truth Is Out: The Week Politics Went Tabloid」に基づき、政治報道とジャーナリズムのルールを一変させたスキャンダルを描く本作。大衆に愛され当選確実とされていたコロラド州選出のハートが、マイアミ・ヘラルド紙の記者が報道した“ある疑惑”によって未来を絶たれるさまを、選挙キャンペーンスタッフ、報道の信念をもったジャーナリスト、特ダネが欲しい記者、ハートの妻と娘、それぞれの視点で見つめる。
ヒューは、ハートに関する膨大な資料を読み込み、ゲイリー本人とも対面。30秒の予告編では「当選確実」ともてはやされていたハートが突如、失脚していく様子の一部が収められており、「明日の朝、私の記事が出る」という深刻な会話で幕を閉じる。
共演に、『死霊館』シリーズのヴェラ・ファーミガ、『JUNO/ジュノ』などライトマン作品常連のオスカー俳優J・K・シモンズ、『スパイダーマン2』などのアルフレッド・モリーナら。
アメリカでは11月6日に行われた中間選挙当日に4館で限定公開され、21日より拡大公開される。(編集部・石井百合子)
映画『フロントランナー』は2019年2月1日より全国公開