横浜流星、感極まって涙流した真野恵里菜を優しくフォロー!
俳優の横浜流星が13日、映画『青の帰り道』完成披露上映会舞台あいさつに、真野恵里菜、清水くるみ、秋月三佳、冨田佳輔、藤井道人監督と共に出席。主演の真野が感極まって大粒の涙を流し、言葉に詰まると、横浜は「皆さんの前にでると感情が出てきてしまいますよね」と優しくフォローしていた。
本作は、群馬県前橋市と東京を舞台に、地元に残った者、夢を追って上京した者など、7人の若者たちの人生が交錯する姿を描いた青春群像劇。横浜は漠然と「デカイことをやってやる!」という目標を持つ硬派でやんちゃな青年・リョウを演じている。「いろいろな人生を歩むなか、自分が空っぽだなと感じる焦りや、その弱さを人に見せたくなくて強がるようなところは共感できました」と役柄に感情移入したことを明かした。
さらに横浜は、5月29日から6月3日までドイツ・フランクフルトで開催された世界最大の日本映画祭「第18回ニッポン・コネクション」のワールドプレミア上映に藤井監督と共に参加したことについて「鳴り止まない拍手をいただき、すごく幸せな気持ちになりました。日本でもようやく観ていただける機会を得たので、少しでもみなさんの心に届いてくれたら」と熱い思いを語っていた。
スタッフ、キャストたちの強い思いが詰まった本作。この日を迎えるまでにさまざまな出来事があり、藤井監督がようやく完成の報告を客席に伝えると、真野は大粒の涙を流し「苦しいシーンも多く、決して良い気持ちで帰ることができる映画ではないかもしれませんが、人がどう生きるかが描かれています」と作品に込めたメッセージを伝えていた。(磯部正和)
映画『青の帰り道』は12月7日全国公開