恐怖じわじわ…新作ホラー『へレディタリー』本編映像公開
30日に日本で初日を迎えるホラー映画『へレディタリー/継承』から、本作の恐怖をじわじわと感じさせる不穏な本編映像が公開された。
同作はグラハム家の家長エレンがこの世を去り、遺された家族が想像を超えた恐怖に襲われるというホラー作品。エレンが亡くなった悲しみを乗り越えようとするグラハム家では、不思議な光が部屋を走ったり、暗闇に誰かの気配がしたりなどの現象が起こる……。
この度公開された映像には、その「不可解な現象」の数々がおさめられている。遺品を見ていたアニー(トニ・コレット)は何かを感じて暗闇を見つめており、BGMとして流れている音は「不穏」そのもの。電気をつけるというなんでもない行為にも緊張感がみなぎっている。
それに続くシーンはさらに不気味で、アニーの娘チャーリー(ミリー・シャピロ)が動物の死骸からもぎ取った首とガラクタで人形をつくっていると、部屋に不思議な光が走る。また、チャーリーが家の外にいる「誰か」を見つけてしまうシーンも映し出される。
監督・脚本はこれが長編映画監督デビューとなった新鋭アリ・アスター。『ムーンライト』『レディ・バード』などで知られる映画スタジオA24が製作した。(編集部・海江田宗)