エディ・レッドメインら『ファンタビ』キャスト、青いはっぴで鏡開き!
映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(公開中)の初日舞台あいさつが23日、丸の内ピカデリーで行われ、来日中のキャストのエディ・レッドメインをはじめ、ジュード・ロウ、キャサリン・ウォーターストン、アリソン・スドル、ダン・フォグラー、クローディア・キムが青い法被(はっぴ)を着て鏡開きを行った。
ハリー・ポッター魔法ワールド最新作となる本作は、前作に続いて原作者のJ・K・ローリングが脚本を手掛け、エディ演じる主人公の魔法動物学者ニュートらが、世界を脅かす“黒い魔法使い”グリンデルバルド(ジョニー・デップ)との戦いに挑む。
この日のチケットは即完売。劇中のキャラクターのコスプレ衣装に身を包んだファンも来場するなど熱狂的な雰囲気に包まれた会場内にやって来たエディは、手でハートマークを作ってファンに感謝。「今日は勤労感謝の日だと聞いています。それなのにここまで来てくれて。僕たちと一緒に過ごしてくれて心から感謝しています!」と切り出すと、「2年間、言いたくて言えなかった秘密が明かされます。魔法ワールドのファンの中でも、日本のファンは本当に情熱的。この映画でもたくさんの魔法動物たちが出てくるので、楽しみにしてください」と呼びかけた。
前作では、キラキラしたものが大好きな魔法動物ニフラーが人気を集めたが、本作では赤ちゃんニフラーが登場。そのベビー・ニフラーのシーンがお気に入りだと明かすジュードに、我が意を得たりといった感じで再びハートマークを作ったエディ。ベビー・ニフラーにすっかり心を奪われている様子のジュードは、興奮気味に「前は黒だけだったんだけど、今度は茶色とかグレーとかいろんな色がいるんだ。とにかくかわいくてね。アパートにいるときに、ニュートはハッキーサックス(お手玉のようなおもちゃ)のように、彼らを捕まえようとするんだ。そこはお見逃しなく」とファンにメッセージを送った。
また、前作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の公開初日舞台あいさつ同様に、今回も青い法被が用意され、鏡開きを行った。アリソンは「久々に着られて本当にうれしい。この映画のワールドツアーの最後を、こうやって日本で締めくくることができて本当に光栄です。前回も感動のあまり泣きそうになりましたが、今日は我慢します。たくさんの愛を注いでくれてありがとう」と語ると、日本語で「ニホンはマホウ!」と呼びかけ、ファンから喝采を集めた。
最後は、キャストを代表してジュードがあいさつ。「世界中をまわって、東京が最後の地となりました。皆さんの温かい歓迎は本当にすばらしく、最高の終着点になりました。皆さんのおかげです。絶対に戻ってきます!」と宣言し、会場は大いに盛り上がった。(取材・文:壬生智裕)