Netflixドラマ「サブリナ」悪魔像訴訟、示談へ
Netflixドラマ「サブリナ:ダーク・アドベンチャー」で使われているサタン像は著作権侵害に当たると、5,000万ドル(約55億円)の賠償金と使用差し留め命令を求めていた米サタニック・テンプルが、示談に応じたとDeadlineなどが報じた。(1ドル110円計算)
【写真】主演のキーナンが英語版の吹替えを担当した『思い出のマーニー』
同訴訟は、「サブリナ:ダークアドベンチャー」に登場するヤギの頭と人間の体に羽が生えているバフォメット像が、サタニック・テンプルの像「バフォメット・ウィズ・チルドレン」に酷似していると主張するものだった。
サタニック・テンプルの共同創設者ルシエン・グリーヴズ氏によると、今後は同団体の「バフォメット・ウィズ・チルドレン」像がドラマのクレジットに加えられることになったそう。賠償金の支払いもあったと思われるが、秘密保持契約により、これ以上のことは語れないとしている。
この訴訟が持ち上がったとき、番組のセットデザイナーはバフォメットの絵や像は何百とあり、類似は偶然だとBroadly.のインタビューでコメントしていた。(澤田理沙)