杉咲花、本格コメディー初挑戦!間宮祥太朗、志尊淳と共演「ハケン占い師アタル」
女優の杉咲花が、来年1月期のテレビ朝日系ドラマ「ハケン占い師アタル」(毎週木曜夜9時~)で主演を務めることが発表された。杉咲にとって本格コメディー初挑戦となる同作には、間宮祥太朗、志尊淳ら人気若手俳優陣も共演者として名を連ねている。
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官民を挙げて「働き方改革」が叫ばれる一方で、労働時間の短縮や業務の効率化だけではなかなか問題も解決されていない現代社会。「ハケン占い師アタル」は、そんな働く人々の葛藤や悩みを救済する派遣社員のアタルが主人公となっている。杉咲が演じるアタルこと的場中は、いつもニコニコしながら働いているが、実は彼女は悩みや原風景といった他人のあらゆることが見えてしまう特殊能力の持ち主。
そんなアタルは、この占い能力を駆使しながら周囲の正社員たちが抱える悩みを根本から解決していくことに。物語の舞台となるイベント会社「シンシアイベンツ」には、どんな職場にも存在するさまざまな世代の悩みが詰まっているが、その多種多様な悩みを抱えた正社員を小澤征悦、志田未来、間宮祥太朗、志尊淳、野波麻帆、板谷由夏、及川光博という豪華な面々が演じる。また、毎回登場する“謎の占い師”を若村麻由美が怪しく演じ、物語の鍵を握ることになるという。
脚本を手掛けるのは、ドラマ「家政婦のミタ」「過保護のカホコ」などの話題作で知られる遊川和彦。今回は、阿部寛と天海祐希が共演した映画『恋妻家宮本』で監督を担当した経験に続き、連続ドラマの演出を初めて担当することが決定。これまでもさまざまなヒロイン像を生み出してきた遊川が、新時代の“救世主”をどのように描き出すのか期待が高まるところだ。(編集部・大内啓輔)
木曜ドラマ「ハケン占い師アタル」(テレビ朝日系)は2019年1月スタート
毎週木曜午後9時~午後9時54分放送
杉咲花 コメント
遊川(和彦)さんの作品をたくさん拝見していたので、出演が決まったときは初めてご一緒できる喜びを感じ、撮影が始まるのをとても楽しみにしていました。実は、遊川さんの作品に出られた経験がある方々から「鍛えられた」と聞いたこともあったので、勝手に「すごく怖い方なのかな……」と思っていたんです(笑)。でも実際にお会いしたら、作品に愛情がある方で、プロデューサーさん共々「僕たちを信じて、ついて来てください。恐れずにチャレンジしていきましょう」と言ってくださったんです。今回は主演ということで、プレッシャーや不安もあったのですが、その言葉のおかげで「面白い作品になるように挑戦していこう!」という気になれて、すごく救われました。
私はアタルみたいに明るい役をあまり演じたことがないですし、本格的なコメディーも初めて。アタルは占うときに人柄が変わるのですが、その振り切り方も含めて、たくさん挑戦が詰まった役だと思います。遊川さんと一緒に試行錯誤しながら、アタルという人物を作っていく時間がすごく楽しいです。今撮影している第1話では、あこがれの志田未来さんとご一緒するシーンが多いのですが、志田さんのお芝居を誰よりも先に目の前で見ることができて、本当に幸せです! 毎日働くのが楽しいです。
ちなみに、私自身には占いの能力はありません(笑)。でも、占いは信じるタイプで、年明けにはおみくじも引きますし、悪い結果が出たときに引き直したこともあります(笑)。そんな性格なので、実は占い師さんに占ってもらうのは避けているんです。言われたことに、なんだか執着しちゃいそうですから……。
そんな私ですが、アタルの言葉にはいつも励まされています。このドラマは働くことが楽しくなったり、働きたいなって思えるような作品。みなさんにもぜひ見ていただけたら、うれしいです。
第1話あらすじ
イベント会社「シンシアイベンツ」の制作Dチームに、派遣社員の的場中=アタル(杉咲花)が新しい仲間として入ってきた。社会人経験のないアタルは、教育係となった正社員・神田和実(志田未来)の下で、雑用から覚え始めることに……。その矢先、部長・代々木匠(及川光博)が厄介な指示を出してくる。Dチームが請け負っている新商品イベントに、クライアントの社長が50人の赤ちゃんを呼んで、笑顔の集合写真を撮影したがっているというのだ。しかし、イベント開催日はわずか1週間後。赤ちゃんの確保はもちろん、会場スペースや予算的にも無理難題なのは明白だが、課長の大崎結(板谷由夏)は断りきれず、引き受けてしまう。
そんななか、初めて運営を任された神田は自分の意見も言えないばかりか、会議室ひとつまともに押さえられず、不甲斐なさを感じる。しかも、神田はもうひとつ、だれにも言えない大きな悩みを抱えていた。そんな神田に対し、アタルはたびたび不可思議な言動を取り……!?