「タッチ」明青学園の30年後…あだち充原作アニメ「MIX」4月放送スタート
あだち充の青春野球漫画「タッチ」の舞台となった高校・明青学園の約30年後を描く、テレビアニメ「MIX(ミックス)」が、4月より読売テレビ・日本テレビ系にて放送されることが決定した。
少年漫画雑誌「ゲッサン」(小学館)に連載され、コミックスは既刊13巻で累計発行部数750万部を突破(電子版含む)する原作をアニメ化する本作。親の再婚によって義兄弟となった、明青学園・中等部野球部所属の中学2年生・走一郎と投馬を中心にした物語が展開。監督を、アニメ「東京喰種トーキョーグール:re」シリーズなどの渡部穏寛が務める。
走一郎が捕手、打者として活躍する一方、投馬は人並み外れた投手の才能を秘めながらも、ある理由から三塁手を務めていた。そんな2人のドラマに、走一郎の実妹で投馬とは血が繋がらない義理の妹・音美や、明青高校野球部OBの現野球部監督を父に持つ新体操の選手・春夏らも絡んでくる。
本作は、1980年代に放送されたアニメシリーズ「タッチ」でヒロインの浅倉南の声を担当した日高のり子が参加することでも注目されており、日高は以下のように心境を明かしている。「あだち先生の作品に再び参加することが出来るなんて夢のようです。MIXの連載がスタートした時からCMなどで関わらせて頂いて嬉しく思っていたのですが、まさかアニメにまで出演させて頂けるなんて想像もしていませんでした。しかも舞台が『タッチ』と同じ明青学園。今とても嬉しい気持ちで一杯です」
また読売テレビの永井幸治プロデューサーは、「ビジュアルでも描かれる上杉達也と立花投馬の関係、気になりますよね。放送に向けて、今、準備中ですが、日々ワクワクしています。野球あり、恋愛ありで何かと気になって夢中になってしまうMIXの『思わせぶり』な世界観をたくさんの人に楽しんでもらいたいです」と魅力をアピールしている。(編集部・石井百合子)
「MIX(ミックス)」は2019年4月、毎週土曜夕方5時30分より毎週土曜夕方5時30分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送