「仮面ライダービルド」キャスト、憧れの平成仮面ライダー明かす
「仮面ライダー」シリーズ劇場版最新作『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』のプレミアイベントが9日、都内で行われ、犬飼貴丈、赤楚衛二、武田航平らがかつて好きだった平成仮面ライダーの話題で会場をわかせた。
平成仮面ライダーシリーズ20作品の集大成となる本作では、仮面ライダーが現実の存在ではないという謎の真相を追い、強大な敵と戦うライダーたちの姿が描かれる。イベントには、歴代の平成仮面ライダーと、「仮面ライダージオウ」キャストの奥野壮、押田岳、大幡しえり、渡邊圭祐、「仮面ライダービルド」キャストの犬飼、赤楚、武田、高田夏帆、水上剣星も出席した。
奥野は「僕にとっての初めての映画作品。『早く観たい』という気持ちでいっぱいです」と感慨深げな表情。「仮面ライダー」シリーズには特別な思い入れがあるようで、「時代を超えてみなさんに愛される存在。仮面ライダーとは、時代をまたにかけるヒーローじゃないかなと思います」としみじみコメント。押田も「色々期待があるとともに平成最後のライダー。良い作品になっていると思います」と自信をのぞかせた。
「仮面ライダービルド」のキャストたちは過去に好きだったライダーを紹介。犬飼は「仮面ライダーカブトの天道(総司)に憧れていました。今日カブトに会えて光栄です」と嬉しそうな表情。赤楚も「僕が観ていたのはクウガ、アギト、龍騎ですね」と振り返った。
武田は「仮面ライダーイクサ、紅音也」と自身が演じた役柄を挙げて会場を笑わせていた。また、平成が終わることに不安を感じているとも告白。「平成が終わるのが怖くて。僕は昭和生まれ。今でいう大正生まれ的な扱い受けるのかな? と怖くてしょうがないです。新元号になったら僕ら呼ばれないですよね」とため息をつく一幕もあった。
平成が終わるまでにしたいことについての話になると、奥野は「平成が終わるまでに旅行に行きたい。海のきれいな海外にでも行きたいです。べたべたですけどハワイに行きたいです」とコメント。犬飼は「平成が終わって新しいことを始めるとしたらせっかくライダーに向けて自動二輪をとったのでバイクを運転してみたいです」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』は12月22日公開