『シュガー・ラッシュ』続編がV3!
全米ボックスオフィス考
先週末(12月7日~12月9日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ディズニーの人気アニメーション映画の続編『シュガー・ラッシュ:オンライン』が興行収入1,625万3,831ドル(約18億円)で3週連続となる首位を記録した。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)
【動画】まさかのマーベルオタク登場!『シュガー・ラッシュ:オンライン』本編映像
公開5週目の『グリンチ』は前回と変わらず2位だったものの(1位→2位→3位→2位→2位と推移)、興収は1,503万9,050ドル(約17億円)と首位に肉薄。クリスマスを舞台にしたファミリー向けのアニメーション映画だけに、12月に入ってからも落ちの少ない興行を続けている。製作は『ミニオンズ』で知られるイルミネーション・エンターテインメントだ。
そのほか変動の少ないランキングだったが、6日に発表された第76回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションで注目を浴びた『グリーンブック』(作品賞、男優賞、助演男優賞、監督賞、脚本賞の5部門ノミネート)が10位から7位にランクアップしている。
また、公開6週目にして5位にとどまっている『ボヘミアン・ラプソディ』の世界興収は5億9,630万4,602ドル(約656億円)に達し、今年公開作品の世界興収ランキングでは『レディ・プレイヤー1』を抜いて第9位となった。
今週は、R指定だった『デッドプール2』のPG-13版『ワンス・アポン・ア・デッドプール(原題) / Once Upon a Deadpool』、アニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』、ピーター・ジャクソン製作のファンタジー『移動都市/モータル・エンジン』、クリント・イーストウッド監督・主演作『運び屋』などが公開される。(編集部・市川遥)
12月7日~12月9日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『シュガー・ラッシュ:オンライン』
2(2)『グリンチ』
3(3)『クリード 炎の宿敵』
4(4)『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
5(5)『ボヘミアン・ラプソディ』
6(6)『インスタント・ファミリー(原題) / Instant Family』
7(10)『グリーンブック』
8(8)『ロビン・フッド(原題) / Robin Hood』
9(7)『ザ・ポゼッション・オブ・ハンナ・グレース(原題) / The Possession of Hannah Grace』
10(9)『妻たちの落とし前』