あの殺人鬼、再び…『ハロウィン』特報映像が公開
鬼才ジョン・カーペンター監督が1978年に発表した、人気ホラーシリーズの正統な続編『ハロウィン』から、殺人鬼ブギーマンことマイケル・マイヤーズの凶行を映し出した日本版の特報映像が公開された。
傑作と名高い1作目は、少年時代に実の姉を殺害して病院に収監されていた殺人鬼マイケルが、15年後に病院を脱走し、故郷の町で惨劇を繰り広げるさまを描いたホラー。新作では、それから40年後を舞台に、事件の被害者で唯一の生き残りであるローリー・ストロードが、再び街に解き放たれたマイケルと対峙する。
薄汚れたつなぎに不気味な白い仮面、肉切り包丁を携えたマイケルの姿はあまりに有名。近年では、人気ホラーゲーム「Dead by Daylight」に彼がモデルの殺人鬼が登場し、ファン層をさらに拡大している。
個室トイレにいる女性が襲われるシーンで幕を開ける特報では、ファンおなじみの『ハロウィン』のテーマが流れるなか、子供たちがはしゃぎ回るハロウィンの街に、再びマイケルが解き放たれるさまが明らかに。クローゼットから音もなく現れ、子供を寝かしつけようとするベビーシッターの女性に包丁を振りかぶるショッキングシーンが収められている。
オリジナル版で“スクリームクイーン”として名をはせたジェイミー・リー・カーティスがローリー役でカムバック。『ボストン ストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~』(2017)などのデヴィッド・ゴードン・グリーン監督がメガホンを取り、『ゲット・アウト』『スプリット』などのブラムハウス・プロダクションズが制作。シリーズの生みの親であるジョン・カーペンターも、製作総指揮と音楽で参加している。
10月に公開された全米ボックスオフィスランキングでは2週連続で1位を獲得。伝説の名にふさわしいヒットを記録している。(編集部・入倉功一)
映画『ハロウィン』は2019年4月全国公開