『スパイダーマン:スパイダーバース』ゴールデン・グローブ賞受賞!
現地時間6日、アカデミー賞の前哨戦としても注目される、第76回ゴールデン・グローブ賞の授賞式がアメリカ・ロサンゼルスで開催され、人気ヒーロー・スパイダーマンの活躍を描く『スパイダーマン:スパイダーバース』がアニメーション作品賞を受賞した。日本からは細田守監督の『未来のミライ』も出品されていたが、惜しくも受賞を逃した。
『スパイダーバース』の舞台は、複数の次元に存在するスパイダーマンが集まった世界。ニューヨークでスパイダーマンとして活躍する中学生マイルス・モラレスが、ピーター・パーカーの指導を受けながら成長する姿が描かれる。すでに公開されたアメリカでは高い評価を得ており、ニューヨーク映画批評家協会賞発表など、オスカー前哨戦とされる各映画賞を席巻している。
ゴールデン・グローブ賞でも『インクレディブル・ファミリー』『犬ヶ島』『シュガー・ラッシュ:オンライン』などライバルがひしめくなか、見事に受賞を果たした同作。スパイダーマン映画シリーズのゴールデン・グローブ賞受賞は初。第91回アカデミー賞におけるノミネート・受賞の可能性を一気に高めた。アカデミー賞のノミネーションは今月22日に発表される。(編集部・入倉功一)
映画『スパイダーマン:スパイダーバース 』は3月8日より全国公開