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凶悪なロンドンが小都市を食いまくる!『移動都市/モータル・エンジン』本予告

ロンドンが来る…!
ロンドンが来る…! - (C)Universal Pictures

 “移動型の都市が小都市を捕食する”世界を舞台にしたファンタジー映画『移動都市/モータル・エンジン』の日本版本予告編が公開された。凶悪な移動都市ロンドンが逃げ惑う小都市を食らい、解体して自らの血肉に変えていくさまもたっぷり見ることができる。

映画『移動都市/モータル・エンジン』日本版本予告編

 イギリス人作家フィリップ・リーヴのファンタジー小説「移動都市」を『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソン製作で映画化した本作。それまでの文明を一瞬で荒廃させた最終戦争後、残された人類は移動型の都市を創り出し、地上は“都市が都市を食らう”弱肉強食の世界に。凶悪なロンドンが捕食した都市の資源を再利用し、人間を奴隷化することで成長し続ける中、その目に激しい怒りを宿した少女へスターが反撃へと動き出す……。

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 今回公開された予告編では、トラファルガー広場のライオン像やセントポール大聖堂も備えた巨大なロンドンに加え、空に浮かぶ都市や海上を移動する都市などさまざまな移動都市の姿が明らかに。謎の追跡者に命を狙われながらも、復讐を果たすためにロンドンを牛耳るヴァレンタイン(ヒューゴ・ウィーヴィング)を追うヘスター、そして反逆者たちの冒険が描かれている。ヘスター役に抜てきされたのは気鋭のアイスランド人女優ヘラ・ヒルマーで、ロンドン人でありながら彼女と共に旅をすることになるトム役は『シャドウハンター』のロバート・シーアンが務めた。

 製作だけでなく脚本も執筆したピーター・ジャクソンは、原作の独特の世界観に加え、「愛情、思いやり、復讐、解放といった感動的な要素が気に入ったんだ」とコメント。「わたしは人間らしさがあるストーリーを常に求めている。この作品はまさにそうだったよ」とCGIを駆使した大迫力のスペクタクルだけでなく、人間ドラマもきちんと描かれていると請け合った。ストーリーボードアーティストやVFX&特殊効果担当者として長年ジャクソンと組んできたクリスチャン・リヴァーズの監督デビュー作だ。(編集部・市川遥)

映画『移動都市/モータル・エンジン』は3月1日より全国公開

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