仮面ライダークローズ・赤楚衛二、ビルドのヒロイン高田夏帆に公開謝罪
人気特撮ドラマ「仮面ライダービルド」の最終回のその後を描くVシネクスト『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』(1月25日公開)の完成披露上映会が15日、新宿バルト9にて行われた。この日、万丈龍我/仮面ライダークローズ役の赤楚衛二が「1年間、『仮面ライダービルド』を応援してくださったみなさんのおかげでここに立つことができました」と感無量な表情を浮かべていた。また、「ビルド」のヒロイン・石動美空役を務めた高田夏帆に公開謝罪する一幕もあった。
本作は、2018年8月に最終回を迎えた特撮テレビシリーズ「仮面ライダービルド」の正当な続編となるオリジナルVシネマ。主人公を演じる赤楚は「台本をめくったとき、最初に赤楚衛二という名前があったのが嬉しかった」と笑顔を見せるも「内容が重めで、衝撃の事実が次々と明かされるので、頑張らないといけないと思った」と気を引き締めて撮影に臨んだという。
この日は、赤楚のほかにも、永尾まりや(馬渕由衣役)、進藤学(柿崎悟志/仮面ライダーキルバス役)、滝裕可里(滝川砂羽役)、山口恭平監督も出席したが、赤楚は「(テレビシリーズでヒロインを務めていた)夏帆ちゃんに謝りたいことがあります」と発言した。
赤楚はこれまでイベントなどの場で、ネタとして「『仮面ライダービルド』のヒロイン・万丈龍我です」とあいさつしていたというが、そのことで高田が落ち込んでいたということをムック本「仮面ライダービルド公式完全読本」で知ったという。赤楚は「すみませんでした。『仮面ライダー』のヒロインは夏帆ちゃんです」と公開謝罪すると、高田は「許す」と笑顔を見せて2人はがっちりと握手を交わした。
また、本作の新たなヒロインとしてシリーズに参加した永尾は「みなさんとても優しくて、1年間レギュラーでやってきた方たちの輪に、すんなり入れてもらえた」と感謝を述べた。しかし、撮影の最初が赤楚から強くビンタされるシーンでびっくりしたとのことで、赤楚は「女性を弾き飛ばすのは心が痛かったです」と苦笑いで撮影を振り返っていた。(磯部正和)
『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』は1月25日から期間限定上映
ブルーレイ&DVDは4月24日発売