約40年の時を経て再び『サスペリア』に!ジェシカ・ハーパー劇中写真公開
1977年に日本で公開されたイタリア発のホラー映画『サスペリア』に主演したジェシカ・ハーパーが、同作を再構築した新生『サスペリア』(1月25日公開)にオリジナル版公開から40年以上の時を経て「カムバック」を果たしている。この度、そんなジェシカの劇中での姿をとらえた場面写真が公開された。
今回の『サスペリア』はイタリアン・ホラーの巨匠ダリオ・アルジェント監督によるオリジナル版を観て以来リメイクを夢見てきた『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督が、元々の設定やキャラクターをベースにしつつ、新たに生まれ変わらせた作品。コンペティション部門に出品された2018年のベネチア国際映画祭で、悲鳴のあとに賛否両論が巻き起こった恐怖の映画だ。
1977年が舞台となり、ベルリンを拠点とする舞踊団「マルコス・ダンス・カンパニー」に入団した主人公スージー・バニヨン(ダコタ・ジョンソン)の姿と、彼女のまわりで巻き起こる不可解な事件の数々を描いている。ジェシカは「女優」のティルダ・スウィントンがルッツ・エバースドルフ名義で演じた82歳の「男性」心理療法士・クレンペラー博士の妻、アンケという役どころを担った。
ルカ監督から直接オファーを受けて出演を快諾したというジェシカは「ルッツ・エバースドルフとのシーンがほとんどで、若い女優さんと一緒に演技をすることはなかったのだけど、この俳優さんとは、独特で素晴らしい信頼関係を築くことができた。素晴らしい体験としか言いようがないものだった」と撮影を振り返っている。(編集部・海江田宗)