『十二人の死にたい子どもたち』3日間で興収3億円超え!20億円突破も視野
25日に公開となった新作映画『十二人の死にたい子どもたち』が27日までの3日間で興行収入3億3,921万8,900円を記録。観客動員は26万3,398人で、配給元は「累計興収20億円の突破も視野」としている。
初日3日間の興収の数字は昨年スマッシュヒットを記録したサスペンス映画『スマホを落としただけなのに』(最終興収:19.4億円)の対比で112%。客層のメインは10代の中高生から20代前半の大学生で、特に中高生は3~4人以上のグループでの来場やカップルでの来場が目立っているという。
TwitterなどのSNSには俳優たちの演技合戦に対する感想や、予想外の結末への驚きの声など多数の声が寄せられている。新宿ピカデリーの関係者は「内容もゲーム性の高いハラハラドキドキの謎ときから、予想外の結末に意外の感動があるので、今後は若年層から30代以上の世代が動き始めるのも期待できるのでは」とコメントしている。
同作は作家・冲方丁のサスペンスを堤幸彦監督が映画化し、杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈といった若手人気俳優たちが集結した作品。安楽死を望んで廃病院に集まった少年少女が死体を発見し、疑心暗鬼に陥っていく。(編集部・海江田宗)