実写『東京喰種2』森七菜、木竜麻生がシリーズ初参加!
人気コミックを実写化した映画『東京喰種 トーキョーグール2(仮)』(7月19日公開)の新キャストが発表され、若手注目女優の森七菜と木竜麻生が出演することが明らかになった。2人はシリーズ初参加となる。
本作は、食物連鎖の頂点である人間を食らう種族・喰種(グール)が潜む街・東京を舞台に、人間でありながら喰種としての能力に目覚めた金木研(カネキ・ケン/窪田正孝)が、悩み葛藤しながらも人間と喰種の「共存」を目指して戦う姿を描く物語。この続編では、ヒロインの霧嶋董香(キリシマ・トーカ)役を清水富美加から山本舞香にバトンタッチし、カネキの宿敵・月山習(ツキヤマ・シュウ/松田翔太)が登場することも話題となっている。
森が演じるのは、トーカと同じ学校に通う親友・小坂依子(コサカ・ヨリコ)。親友であるトーカの正体には気づいておらず、学校を休みがちな彼女を心配して得意な手料理で元気づけようとする。森は現在放送中のドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」に出演しているほか、新海誠監督の新作『天気の子』のヒロイン声優に抜てきされた注目株だ。そんな森は「イメージが完成しているキャラクターを演じるのは難しかった」と振り返りながら「私自身完成がとても待ち遠しいです」とコメント。
また、喰種である西尾錦(ニシオ・ニシキ/白石隼也)の恋人・西野貴未(ニシノ・キミ)役を木竜が担当する。人間であるにも関わらず、喰種である恋人のニシキを受け入れ、献身的に支える役どころ。木竜は昨年、映画『菊とギロチン』『鈴木家の嘘』といった作品で好演をみせ、第31回東京国際映画祭 東京ジェムストーン賞をはじめとする数々の映画賞を獲得した演技派女優。「『東京喰種』という人間と喰種の生きる世界の中、彼女を通して、私自身の大切にしたいものを改めて考えさせられたような気がしました」と感想を寄せている。
喰種であるトーカやニシキにとって、人間を思う気持ちを揺さぶる存在となる依子と貴未。カネキにとっても人間と喰種の共存をより強く願うきっかけを与える、重要な役どころとなっている。フレッシュな2人の演技に期待が高まる。(編集部・大内啓輔)