川口春奈、学生時代に後悔…高橋一生が向上心を称賛
高橋一生と川口春奈が26日、ダブル主演を務める映画『九月の恋と出会うまで』号泣試写会に登壇し、過去の自分たちにメッセージを送った。学生時代に後悔があるという川口の向上心に、高橋は称賛の言葉をかけていた。
「書店員が選んだもう一度読みたい文庫」恋愛部門第1位に選ばれた松尾由美の同名小説を映画化した本作。ちょっと不思議なマンションに引っ越してきた志織(川口)と、小説家を志す隣人の平野(高橋)による時空を超えたラブストーリーが展開する。この日の試写会は、物語にちなんで、時空を超えて自分に伝えたいことをテーマにトークが繰り広げられた。
高橋は、14歳の自分に伝えたいこととして「38歳になっても、まだ自転車に乗っています」と発表。14歳のときに初めてロードバイクを購入し、今も同じタイプのものに乗って仕事現場に向かうこともあるそうで「大人になったら車に乗って自分で運転していくのかなと思っていた。まだ自転車に乗っていると言って幻滅させてやろうと思って」と自虐的に語り、会場の笑いを誘った。
一方の川口は「学生時代の自分に。もっと勉強しなさい!」と活を入れると「ほぼしていなかったので、もっと勉強していればよかったなと思うことが多々あって……。もうちょっといい大人になれたのかなと思います」と後悔をにじませる。そんな川口の向上心を称賛しながら高橋は「現場でいろんなことを見て吸収されている姿を知っているので、反省しなくてもいいと思います。僕なんか何も変わってないぞ! ということですからね」と優しくフォローを入れた。
また、劇中の印象的なシーンで使われたキーケースを抽選で観客1名に手渡しでプレゼントする企画も行われた。座席番号を引いた川口は、高橋に寄り添って内緒話をしてニッコリ。川口は「この席の方をずっと見ていたんですけど、これ(番号)を読み上げたらどんな表情してくださるんだろうと思って、ニヤニヤしていました」とお茶目な一面をのぞかせていた。(取材:錦怜那)
映画『九月の恋と出会うまで』は3月1日公開