平手友梨奈、映画初主演は「すごくいい経験」監督に感謝
欅坂46の平手友梨奈が6日、映画『響-HIBIKI-』Blu-ray&DVD発売記念スペシャルトークショー付上映イベントに出席し、作品での経験を振り返った。
平手友梨奈、アヤカ・ウィルソンが“卒業証書”に感慨!【写真】
平手が映画初出演にして初主演を務めた本作。突如として文壇に現れた15歳の少女・鮎喰響がさまざまな人たちに影響を与えていくさまが痛快に描かれる。平手ら出演者たちが本作の関連イベントに登壇するのは今回が最後ということで、定員の16倍の応募があったそう。このイベントには、共演者のアヤカ・ウィルソン、板垣瑞生、月川翔監督も登場した。
熱気あふれる会場に姿をみせた平手は、今月1日に授賞式が行われた第42回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞したばかり。祝福の拍手を浴びた平手は「実感がまだ湧いていなくて……」と切り出しつつも「ありがたいことだなと思います。『おめでとう』や『観たよ』など、声をかけてくださった方もいました」と喜びを明かした。
また、お互いを役名で呼び合うなど、とても仲が良いという共演者たち。久々に顔を合わせたそうで、平手は「本当に久しぶりなので嬉しいです」としみじみ。撮影現場でアヤカと平手からいじられていたという板垣は、この日は「平手を笑わせる」というミッションを受けたそうで、軽快にトークを展開しようとするも、どこか空回り。そんな板垣の姿を目の当たりにした平手は「逆にすごいね」とクスクス笑って、仲の良さをみせた。
最後の『響』のイベントということで、月川監督からキャスト陣に卒業証書が授与されることに。監督は「平手さんの妥協を許さない緊張感のなかで、ものづくりに挑めました。僕のものづくりの姿勢を試されるような感じで、それが作品の精神となりました。『仕方なくこうした』というところがないのは彼女のおかげです」と感謝の思いを口にした。平手も「監督とはもう話すことがなくなるくらいにたくさん喋ったし、いろいろな意見を言ったりしました。すごくいい経験をさせていただきました」と誇らしげな顔を見せた。(取材・文:壬生智裕)
映画『響-HIBIKI-』Blu-ray&DVDは発売中