斬新!異色のゾンビ映画『アナと世界の終わり』予告編公開
「ゾンビ」×「ミュージカル」という斬新な組み合わせが特徴のイギリス発の青春ゾンビミュージカル映画『アナと世界の終わり』(5月31日公開)の予告編が公開された。
本作はイギリスの田舎町が舞台になっており、そこで暮らしている平凡な女子高生アナが主人公。アナはパッとしない毎日の繰り返しに飽き飽きしていて、町から出ることをずっと願っていた。そんなある日、町にゾンビが大量発生してしまう……。ゾンビ映画でありミュージカル映画でもあるという異色の映画に仕上がっており、世界各国の映画祭で上映されて高評価を得ている。
この度公開された予告編はアナの退屈な日常の描写からスタートし、その後にアナが歌って踊りながら通学するシーンが続く。「やっと目が覚めた! ずっと死んでいた」と自分の気持ちを音楽にのせながら歌いあげる様子はミュージカル映画の王道とも言えるつくりになっているのだが、アナの背後では大量のゾンビが徘徊しており、そのギャップが今作の魅力を伝えている。
高校生たちがゾンビと戦う様子も迫力満点の本作は、新鋭監督ジョン・マクフェールがメガホンを取った。2015年にがんで亡くなったスコットランド出身のライアン・マクヘンリー監督が手がけた短編『ゾンビ・ミュージカル(原題)/ Zombie Musical』が基になっている。アナ役のエラ・ハントなど、若手俳優たちが集結している。(編集部・海江田宗)