SixTONES、ジャニーズの先輩にこそ観てもらいたい!映画『少年たち』に自信
人気アイドルグループを多数抱えるジャニーズ事務所の代表・ジャニー喜多川が企画・構成・総合演出を手がける舞台「少年たち」が初演から半世紀を経て初の映画化。本作に出演したジャニーズJr.のユニット・SixTONESのジェシー、京本大我、高地優吾、松村北斗、森本慎太郎、田中樹が、ジャニーズの先輩たちに観てもらいたい作品だと語った。
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少年刑務所を舞台に、さまざまな事情を抱えた少年たちの物語が描かれる本作。ある日、身寄りもなく誰にも心を開かない少年・ジュンが入所してくる。ジュンにふんするのは京本。ジュンが入る赤房のメンバーをジェシー、高地、松村、森本、田中が演じている。
今作には、新任の看守役に関ジャニ∞の横山裕、児童相談施設の後見人としてA.B.C-Zの戸塚祥太と事務所の先輩たちも出演。少年たちに厳しく当たる看守役の横山に憧れると松村が即答すると「いいよな、こういった役ができるようになりたいよな」と田中も同調する。
一方、森本は「戸塚くんの立場で戸塚くんの役をやりたいですね」と熱望。その理由について「舞台では新入りを演じていながら、映画の方では新入りと芝居をする。その演技の説得力の強さを、少年を演じる側の僕らは感じるんです。(新入りを演じることを)知ってるからこその面白さが(戸塚には)ある」と語った。
高地は宮館涼太(Snow Man)演じる足の速い“シュンソク”が印象深かったとのこと。「宮館くんは本当に足が速くて。鍵を持ってみんなの部屋を空けるシーンで、阿部(亮平)くんのことをまじで置いていって(笑)。カメラさんにも速すぎて撮れないって注意されたそうです」と振り返る。「シュンソクはセリフ量的にはそんなに多くなかったですけど、(宮館のように)一瞬のインパクトを与える強さ、存在感を自分でも表わせられたらいいですね」
また、京本は少年刑務所に入る前のジョー(ジェシー)の手下・クロ(中村嶺亜)の名前を挙げた。クロの出演は数シーンのみで、「おそらく1日しか撮影を行っていないのに、なんかすごい印象に残ってて。嶺亜がすごいのか、果たして俺らがやっても残るのか」と気になったという。
さらに、ジェシーが「僕は子どもの役をやってみたい!」と無邪気な笑顔で答えると、松村から「(コメディーで)5歳児役やったじゃん(笑)」とツッコミが入る。「コメディーじゃなくて普通に。この年になるともう少年っぽいことはできないからね」としみじみと語っていた。
6人は自分たちのことだけでなく「“推し”以外のジャニーズJr.の魅力を知ってもらいたい」と後輩思いな一面も。そして歴代のジャニーズ所属のタレントたちが出演していた舞台の映画版ということもあり、「デビュー組にも観てもらいたい」と作品への自信をのぞかせていた。(編集部・梅山富美子)
『映画 少年たち』は3月29日より公開