ピエール瀧の代役に奥田瑛二『居眠り磐音』
麻薬取締法違反の容疑で逮捕されたミュージシャン・俳優のピエール瀧が出演していた映画『居眠り磐音』で、瀧の代役として奥田瑛二の出演が正式に決まったと29日、配給の松竹が発表した。
同映画の製作委員会は先日、瀧の出演部分を撮り直し、差し替えた上で、当初の予定通り5月17日に全国公開すると発表していた。
『居眠り磐音』は、佐伯泰英の小説シリーズを松坂桃李の主演で映画化した時代劇。普段は人情に厚く穏やかな主人公・磐音が「居眠り剣法」を駆使して悪に立ち向かっていく姿を描く。
瀧は関前藩国家老・宍戸文六役で出演する予定だったが、奥田が代役を務めることになった。撮り直しの撮影時期は未定。
監督は『空飛ぶタイヤ』『超高速!参勤交代』シリーズなどの本木克英。昨年3月にクランクインし、同年4月にクランクアップしていた。(編集部・小松芙未)