『東京喰種』松田翔太の月山習が初公開　予告編で変態キャラさく裂

　石田スイの人気漫画に基づく実写映画の続編タイトルが『東京喰種　トーキョーグール【S】』に決定し、予告編及び新ビジュアルで松田翔太演じる人気キャラクター・月山習（ツキヤマ・シュウ）の姿が初公開された。予告編では、月山が主人公カネキ（窪田正孝）に「カネキ君が喰べながら、カネキ君を喰べたい！」と欲望をむき出しにする衝撃的なシーンも収められている。

【動画】松田翔太がゾッとするほど美しい『東京喰種　トーキョーグール【S】』予告編

　不慮の事故により、人を喰わずに生きられない「喰種」（グール）と人間のハーフになってしまった金木研（カネキ・ケン／窪田）が、葛藤しながらも人間と喰種の共存に向けて戦うさまを活写する本作。そのカネキに異常な執着を持つ、グルメな喰種・月山習の姿がついにお目見えとなった。

　予告編で、月山はカネキを喰種が集う謎のレストランに招待。「その瞳を見た瞬間から僕の心は君でいっぱいだった……」と恍惚とする月山に怯え、翻弄されるカネキ。月山がカネキの口をふさぎながら何かをささやく場面もあり、美しくもゾッとするほど恐ろしい月山の魅力がさく裂。強烈なメイクを施して月山になり切った松田のイキイキとした怪演に魅入られる。

　そのほか“ピエロのマスク”をつけた謎のキャラクターも登場。終盤は迫力のバトルシーンになだれ込むが、ラストはカネキが月山に「変態だ……」とつぶやくユーモラスな場面で幕を閉じる。

　なお、これまで明かされなかったスタッフも発表。脚本は、ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズや「東京喰種」テレビシリーズ・舞台の脚本を手掛けた御笠ノ忠次。監督は2人体制となり、CMディレクターとして活躍し、本作が長編映画デビュー作となる川崎拓也と平牧和彦。コスチュームデザインは、CHRISTIAN DADA の森川マサノリが続投する。（編集部・石井百合子）

映画『東京喰種　トーキョーグール【S】』は7月19日より全国公開