ライヴ・エイド完全版を屋外上映!『ボヘミアン・ラプソディ』フェスにファン熱狂
映画『ボヘミアン・ラプソディ』のブルーレイ&DVD発売を記念して、「ボヘミアン・ラプソディ“ライヴ・エイド完全版”フェス in JAPAN」が17日に伊勢丹新宿店屋上で開催された。
ライヴ・エイドは、クイーンが1985年に出演した20世紀最大のチャリティー音楽イベントで、映画のクライマックスを飾るシーン。44年前のこの日はクイーンが初来日した日でもあり、イベントでは劇場版でカットされた「ウィ・ウィル・ロック・ユー」「愛という名の欲望(Crazy Little Thing Called Love)」を加えた“ライヴ・エイド完全版”の屋外上映が実施された。
招待されたファンはサイリウムブレスレットをつけ、ライブシーンになると一緒に口ずさんだり、体を揺らしたり、「エーオ!」の呼びかけに呼応して両手を上げたり、思い思いに楽しんでおり、歌唱シーンが終わるたびに拍手や歓声を送るほど熱狂していた。
イベントは20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン代表取締役社長・川合史郎氏のあいさつからスタート。川合氏は、クイーンのギタリストであるブライアン・メイにフェスの登壇を何度もオファーしたものの、「1月なら行けるのに」と断られたことを明かし、「だったらフェスは止めようかな」と考えたことを吐露。しかし、日本での興行収入128億円超えという大ヒットに「恩返しをしたい」と開催を決定したそうで、ファンから盛大な拍手を浴びた。
また、グッチ裕三、モト冬樹、山田菜々、スベリー杉田によるトークショーも行われ、それぞれがクイーン愛を熱弁。会場では、クイーンを生んだイギリスや映画にちなんだフードやドリンクが無料提供されたほか、ライヴ・エイドのステージに立っているようなショットを撮影できるフォトスポットなども用意された。(取材:錦怜那)
映画『ボヘミアン・ラプソディ』ブルーレイ&DVDは発売中