今夜の金ロー『ルパン三世 ルパンVS複製人間』注目ポイントを紹介!
今月11日に亡くなったモンキー・パンチさんによる人気漫画「ルパン三世」をもとにしたアニメ劇場版第1作『ルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)』(1978)が日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」にて、今夜19日よる9時から放送される。本作を観る前に押さえておきたいポイントを振り返る(一部ネタバレあり)。(編集部・梅山富美子)
「ルパン三世」って?
1967年に「週刊漫画アクション」で連載を開始した漫画「ルパン三世」は、大泥棒・ルパン三世が次元大介や石川五ェ門たち仲間とさまざまな冒険を繰り広げる物語。アニメ化や実写映画化されるなど、50年以上愛され続けている作品だ。また、5月31日からは、人気キャラクターの峰不二子を軸にした『LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘』の公開も控えている。
『ルパンVS複製人間』どんな物語?
『ルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)』では、不老不死の謎を秘めた“賢者の石”をめぐり、謎の男マモーとルパンが激突するさまが描かれる。不二子に賢者の石をおねだりされたルパンは、ピラミッドから盗み出すことに成功。しかし、それはマモーの壮大な計画の1つだったことを知る。
凶悪な敵・マモー
長い白髪とグレーがかった肌を持つマモーは、見た目のインパクト大。自らを「神」と名乗り、どんな手を使っても不老不死になろうとするマモーを前に、ルパンは苦戦を強いられる。そんなマモーの声を担当したのは、ドラマ「水戸黄門」シリーズで二代目の水戸光圀役を務めた西村晃さんだった。
ルパンの夢が明らかに!
マモーに捕まったルパンは、頭に機械を付けられて潜在意識を解析される。銭形警部や不二子など、ルパンの脳内で考えていることがモニターに映し出され、マモーは低俗だと喜ぶ。さらに意識の奥深くまで調べようとすると機械が異様な反応を示す。マモーはこの反応を見て、ルパンが夢を見ないのだと驚がくし、さらには「神の意識にほかならない」と発言するシーンがある。