上白石萌歌、7キロ増量で大河初出演!皆川猿時は20キロ減量
女優の上白石萌歌が24日、NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(NHK総合・日曜20時~ほか)の同局内で行われた新キャスト発表会見に出席。大河初出演となる本作で、日本人女性初の金メダリストのスイマー・前畑秀子(まえはた・ひでこ)を演じる上白石は、7キロもの増量や日焼けサロンに通うなどして役にアプローチしたことを明かした。
宮藤官九郎が脚本を手掛け、“日本で初めてオリンピックに初参加した男”金栗四三(かなくり・しそう/中村勘九郎)と“日本にオリンピックを呼んだ男”田畑政治(たばた・まさじ/阿部サダヲ)、2人の主役のリレー方式により、知られざる五輪の歴史を描く本ドラマ。第25回より田畑が主人公の第二部がスタート。この日は、かつて“浜名湾の河童”の異名をとった田畑の指導のもと、水泳で世界に挑む仲間たちを演じる出演者がそろった。
大河ドラマ初出演の上白石は、「毎日刺激が沢山あって、こんなに面白くて素敵な先輩方に囲まれて撮影をしております」と笑顔。また、先ごろ話題を呼んだドラマ「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系、1月クール)で演じた役柄も水泳部の設定だったが、体形から役にアプローチすることは初めて。「撮影の3か月前から体形に説得力を与えるために7キロくらい増量して、日サロにも行きました」と明かし、「なるべく前畑さんを嘘なく生きられるように努力しました」と打ち込んだことを明かした。
増量のため、食べたり、筋トレしたり、夜中にナポリタンを食べたりしたと言い、「いっぱい食べられて楽しかったです」と満面の笑み。姉の萌音から「最近、机の上に散らばっているお菓子の袋の量が違う」と言われたことも、楽しそうに打ち明けていた。
一方、1932年ロス・1936年ベルリンの日本代表水泳監督・松沢一鶴(まつざわ・いっかく)を演じる皆川猿時は大幅な減量に挑戦。「初の大河ドラマのプレッシャーで痩せたわけではありません」と切り出すと、「25キロ痩せろと言われましたが、それはないだろうということで、20キロで手を打ちました」とダイエットに励んだことを告白。そして、近所で出回っていた「皆川さんのお父さんはご病気かしら?」という噂を、ようやく払拭できることを喜んでいた。
そのほか、斎藤工が日本水泳界の大スター・高石勝男(たかいし・かつお)、林遣都が1932年ロサンゼルス銅メダリスト・大横田勉(おおよこた・つとむ)役に。1932年ロサンゼルス アシスタント・コーチ・野田一雄(のだ・かずお)に三浦貴大、日本人初のオリンピック連覇者・鶴田義行(つるた・よしゆき)に大東駿介、NHKスポーツアナウンサー・河西三省(かさい・さんせい)にトータス松本が決定した。(取材:錦怜那)