『トイ・ストーリー4』竜星涼が新キャラ・フォーキー声優に決定!
俳優の竜星涼が、ディズニー/ピクサーの人気シリーズ最新作『トイ・ストーリー4』(7月12日公開)で、新キャラクター・フォーキーの日本語版声優を務めることが明らかになった。
フォーキーは、前作『トイ・ストーリー3』(2010)でウッディやバズたちの持ち主になった女の子ボニーが、幼稚園の工作で作った新キャラクター。先割れスプーンやモールで作られた簡素なおもちゃだが、彼はボニーの一番のお気に入り。しかし本人は自分のことをゴミだと思っており、「僕はおもちゃじゃない!」と逃げ出したことからウッディたちの新たな冒険がはじまる。
特撮「獣電戦隊キョウリュウジャー」などでアフレコは幾度も経験している竜星だが、声優を務めるのは初めて。「本当に光栄だと思ったのですが、僕で大丈夫なのかなと思いましたし、とにかく本当にびっくりしました。僕自身が『トイ・ストーリー』と育ってきた世代なので信じられないですが、本当に嬉しかったです」と振り返ると「シリーズの世界観や皆さんが出している声の雰囲気に注目して、全作を見直しました」と明かす。
実際の収録については「本当に難しかったです。ドラマや映画でモノローグ風のアフレコや、ヒーローものの戦闘シーンでアフレコを入れたことはあったのですが、そういったものとは別物でした。英語を聞きながら日本語を当てていくという過程に慣れるのが結構大変で、苦戦しました」と告白。そんな竜星について、ウッディ役の唐沢寿明は「難しい役をよくやるなあと思いました。僕が最初にやった時はこんなにできなかったから(笑)」と称賛。また竜星本人も、「おもちゃじゃない」と悩むフォーキーのキャラクターに「僕みたいな新しい人間がシリーズに入っていくっていう上では、ぴったりなのかなって思いました!」と語っている。
本作では、唐沢にバズ役の所ジョージ、カウガール人形ジェシー役の日下由美、じゃがいものおもちゃミスター・ポテトヘッド役の辻萬長、ミセス・ポテトヘッド役の松金よね子、ティラノサウルスのおもちゃレックス役の三ツ矢雄二などの日本語版声優が続投。また、ブタの貯金箱ハム役を咲野俊介、ダックスフントの形をしたおもちゃスリンキー役を辻親八、バイクスタントマンのおもちゃデューク・カブーンを森川智之、シリーズ史上最小おもちゃとなる婦人警察官ギグルを竹内順子が務める。監督は『インサイド・ヘッド』の脚本家で、短編「ライリーの初デート?」を手掛けたジョシュ・クーリー。(編集部・入倉功一)