マイケル・ファスベンダー、『X-MEN』マグニートー役を自画自賛!「やっぱり僕かな」
俳優のマイケル・ファスベンダーが、27日に韓国・ソウルで行われた映画『X-MEN:ダーク・フェニックス』記者会見に出席し、『X-MEN』シリーズで印象に残っているエピソードなどを振り返った。
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特殊能力者ミュータントで構成されたチーム「X-MEN」の活躍を描いた本シリーズ。シリーズ完結編となる本作は、X-MENの一員である女性ジーン・グレイの別人格“ダーク・フェニックス”に迫る物語が展開される。この日はファスベンダーのほか、ソフィー・ターナー(ジーン・グレイ役)、タイ・シェリダン(サイクロップス役)、エヴァン・ピーターズ(クイックシルバー役)、サイモン・キンバーグ監督も出席した。
2011年の『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』より、X-MENの宿敵マグニートーを演じたファスベンダー。約8年にわたり同キャラクターを演じた彼は、『ファースト・ジェネレーション』の際に受けたオーディションが特に印象に残っているという。
「(オーディション当時、)私はひげを生やしていて、ジェームズ(・マカヴォイ)と一緒に受けたことを覚えているんだ。彼とは『バンド・オブ・ブラザース』(2001)というドラマで共演したこともあり、とても親切ですっかりその場に馴染めたよ」と若かりし頃のプロフェッサーXを演じたマカヴォイとのエピソードを述懐した。
またマイケルは、歴代キャストの中で一番役にハマっているのは誰かという記者の質問に対して「僕だよ」とジョークを挟む一幕も。「もちろん、ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンも素晴らしいよ。パトリック・スチュワート(プロフェッサーX役)やファムケ・ヤンセン(ジーン役)といった昔のキャストもキャラクターにぴったりだよ」と語りつつ答えを考えるも、最後は「でも……やっぱり僕かな」と茶目っ気たっぷりに答えていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)
映画『X-MEN:ダーク・フェニックス』は6月21日より全国公開