池松壮亮、俊英・長久允監督を絶賛!「天才です」
俳優の池松壮亮が15日、シネクイントにて行われた映画『ウィーアーリトルゾンビーズ』公開記念舞台あいさつに出席し、メガホンをとった長久允監督を「天才」と絶賛していた。イベントには池松、長久監督のほか二宮慶多、水野哲志、奥村門土、中島セナ、工藤夕貴も登壇した。
本作は、短編映画『そうして私たちはプールに金魚を、』で第33回サンダンス映画祭短編部門グランプリを受賞した長久監督の長編デビュー作。両親を亡くし火葬場で出会った少年少女たちが、心を取り戻すべくバンド「LITTLE ZOMBIES」を結成する物語。
「LITTLE ZOMBIES」のマネージャー望月を演じた池松は「才能あふれる4人の若い子たち(二宮、水野、奥村、中島の)、監督、スタッフと仕事ができて光栄でした」と語ると、特に長久監督について「短編を観てぶったまげました。あくまで主観ですが、天才だなと思いました」とその才能を高く評価。さらに池松は「とても自由で、型にはまっていない。純度100パーセントで、才能あふれる若いスタッフが集まり、活気と才気に満ちていました」と撮影を振り返った。
イベント中盤には○×トークを展開。俳優として大きな経験をした二宮、水野、奥村、中島に司会者が「今後は俳優業一本で?」と質問すると、水野以外はみな「×」マークをあげる。水野が「なんで×なのか理解できない」と驚きを見せるが、似顔絵屋さんとして「モンドくん」などの出版物や「文學会」「東京新聞」の挿絵などを務める奥村が「これまで似顔絵をやってきたので、続けながら俳優も続けたい」と語ると、二宮も中島も、歌やモデル業をやりつつ、俳優もやっていきたいと未来に夢をはせていた。(磯部正和)
映画『ウィーアーリトルゾンビーズ』は全国公開中