エド・シーランがモデル!ダニー・ボイル監督『イエスタデイ』英プレミア
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『トレインスポッティング』などで知られるダニー・ボイル監督の最新作『イエスタデイ』のロンドンプレミアが現地時間18日、開催された。
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イギリスを舞台にした本作は「もしも自分以外はザ・ビートルズを知らない世界になってしまったら?」というユニークな設定から展開していくドラマ。売れないシンガー・ソングライターのジャックはある日、交通事故に遭い、昏睡状態から目を覚ますと、この世には史上最も有名なバンド、ザ・ビートルズが存在しないことになっていた……。人気アーティスト、エド・シーランも本人役で出演する。
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脚本を手掛けた『ラブ・アクチュアリー』などのリチャード・カーティスは、エドについて「彼は僕の友人で、本作の舞台サフォークに住んでいる。売れなかったミュージシャンがその後、世界で最も成功するというエピソードや彼の恋愛模様について、エドがモデルになっているんだ」と告白。
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一方、主人公ジャックは自身がモデルになっていると聞き、「嬉しかったよ! 彼がサフォーク出身だというのが気に入ったんだ。僕をモデルにしてくれたことは光栄だよ」と笑顔を見せたエド。「かなり前に、リチャードからこのような題材の映画の脚本を書いていると聞いていた。それからある日、ダニーと共にディナーに招待されたんだけど、そこで質問攻めにあって、なぜそんなに聞かれるのだろうと不思議に思っていたんだよ! それから依頼があったんだ」とオファーがあった経緯を明かした。
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イベントには、メガホンを取ったボイル監督、主人公ジャック役の新鋭ヒメーシュ・パテル、彼を支える親友エリー役のリリー・ジェームズ(『シンデレラ』)らも出席。ボイル監督は「ザ・ビートルズがいかに貴重な存在なのかに気づくことになると思う。彼らの作品がいかに大切なのかということを認識することになるんだ。『なんてことだ! 彼らがいなくなってしまったら、一体どうなるんだ?』ってね。劇中でもその結果、何かがなくなったりするジョークが出てくるんだ」とコメント。
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『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』『ベイビー・ドライバー』と音楽をフィーチャーした作品が続くリリーは「音楽と映画はわたしにとってすべてよ! 人生を楽しみ、逃避する方法でもあるの。音楽は別の世界に連れて行ってくれて、それなしでは生きていけないわ」と自身にとって音楽と映画が大きな存在であることを語っていた。(編集部・中山雄一朗)
映画『イエスタデイ』は10月11日より全国公開