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『キングスマン』タロン・エガートンのド派手な悪魔姿!

ド派手なミュージカルシーン! - 映画『ロケットマン』より
ド派手なミュージカルシーン! - 映画『ロケットマン』より - (c) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

 『キングスマン』のタロン・エガートンが歌手エルトン・ジョンにふんした映画『ロケットマン』の場面写真が一挙公開された。燃えるようなオレンジ色のジャンプスーツに悪魔のようなツノ、ハートのサングラス、そして巨大な羽という奇抜な衣装をまとったミュージカルシーンや、マネージャーで恋人でもあったジョン・リード(リチャード・マッデン)と熱く見つめ合うシーンなど、本作を象徴する場面の数々が切り取られている。

【画像】『ロケットマン』場面写真一挙

 きらびやかなミュージカルファンタジーでありながら、薬物依存症やセクシャリティーまでエルトンの半生を赤裸々に描いた本作。『キングスマン』でタロンを発掘したマシュー・ヴォーン監督は本作のプロデューサーを務めており、「エルトンを演じるには歌えなきゃならないが、タロンは素晴らしいシンガーなんだ。でも重要なのは、タロンがすごく脆く繊細だという点で、エルトンもまさにそうだ。タロンは良い意味で自分の意見をしっかり持っているけど、エルトンも同じだ。だからタロンは全ての要素を持ち合わせていた。僕は直感的にキャスティングを決めるが、脚本を読んだらタロンしか考えられなかった。その直感は、吉と出たね」と振り返っている。

 今回公開された場面写真でも、タロンは歌い踊る人々の中で悪魔のような奇抜な衣装を着ているものの、その表情はとても悲しげ。本当に必要とする相手から愛を得られなかった若き日のエルトンの苦悩を、ヴォーンの言葉通りタロンは見事に体現している。(編集部・市川遥)

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