『ハイスクール・ミュージカル』『ディセンダント』監督がハリウッド殿堂入り
映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』やディズニーのテレビ映画『ハイスクール・ミュージカル』『ディセンダント』などを手掛けてきたケニー・オルテガ監督がハリウッド殿堂入りを果たす。同式典を開催する Hollywood Chamber of Commerce の公式サイトで明らかになった。
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同式典は、7月24日(現地時間)午前11時半にパンテージズ劇場の横にあるハリウッド・ブルバードで行われる予定で、ゲストスピカーには、映画『ダーティ・ダンシング』のジェニファー・グレイ、『ディセンダント』のキャシー・ナジミー、ディズニー・チャンネル・ワールドワイドの社長兼CCOのゲイリー・マーシュ氏らが参加することになっている。
1950年にカルフォルニア州のパロ・アルトで、ウエイトレスの母親と工場労働者の父親のもと生まれたオルテガ監督は、サンフランシスコのロックバンド、ザ・チューブスやキッスの「ダイナスティ・ツアー」に参加した後、オリヴィア・ニュートン=ジョン、ジーン・ケリー主演の映画『ザナドゥ』や『ダーティ・ダンシング』のダンスの振り付けを担当し、一躍注目を浴びた。さらに、マドンナの楽曲「マテリアル・ガール」の振り付けや、アトランタオリンピック、ソルトレークシティーオリンピックなどの世界的イベントでも振り付けを担当。その後、人気テレビシリーズ「ギルモア・ガールズ」や、ディズニーの人気テレビ映画『ハイスクール・ミュージカル』シリーズなどでメガホンを取ってきた。これまでフレッド&アデル・アステア賞で生涯功労賞や、MTVのミュージック・ビデオ賞などを獲得している。
現在、オルテガ監督は、テレビ映画『ディセンダント3』を完成させ、デイズニー・チャンネルで8月2日に放映予定だ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)